栃木県の市町村数は25です|14市11町の内訳と2025年現在の人口一覧も

栃木県の市町村はいくつ?答えははっきり「25です」

栃木県にいくつ市町村があるのかと言えば、答えはとてもシンプルで、25です。
内訳は 14市・11町・村はゼロ。現在の栃木県には、「村」という行政区分はありません。

栃木県の市町村数
= 14市 + 11町 = 25

この記事では、

  • 栃木県の市町村数が どうして25になったのか(市町村合併の流れ)
  • 2025年1月時点の人口 を一覧で確認し、いまの栃木県の姿をイメージしやすくする

この2点に絞って紹介します。


なぜ「25」なのか 市町村合併の流れを簡単に振り返る

せっかくなので、「なぜ25なのか」という背景も少し見ておきます。

昭和の大合併で、細かい町村がひとまとめに

1950年代の「昭和の大合併」では、全国でたくさんの町や村が合併しました。
栃木県でも、小さな村どうし、町と村どうしが一つになり、行政の単位が一回り大きくなっています。

この時期に、現在につながる市町村の形がかなり整えられたと言われていますが、
この段階ではまだ 市・町・村の三つが並立していた時代 でした。

平成の大合併で、今の形に一気に近づく

現在の「25」という数字に大きく影響したのが、2000年代の「平成の大合併」です。
財政の効率化や広域的な行政サービスのために、全国で市町村の数が大きく減った時期です。

栃木県でも、たとえば次のような合併が行われました。

  • 黒磯市・西那須野町・塩原町などがまとまって生まれた 那須塩原市
  • 南河内町・石橋町・国分寺町が合併して誕生した 下野市
  • 旧日光市・今市市・足尾町・藤原町・栗山村などが一つになった 新しい日光市

こうした合併が重なり、「村」という区分は徐々に姿を消し、
最終的に 市と町だけで構成される現在の栃木県 になりました。

いまは「25」という枠組みのまま、それぞれの地域が動いている

平成の大合併が一段落してからは、栃木県内で新たな大規模合併は起きていません。
市町村の数という意味では、しばらく 「25」という枠組みが続いている状態 です。

ただし、市町村の数が変わらないからといって、状況まで同じとは限りません。
各市町は、人口規模や産業構成、暮らし方など、それぞれ異なる課題や特徴を抱えています。

そこで次に、2025年1月時点の人口 を一覧で確認してみます。


2025年1月現在 栃木県25市町の人口一覧

以下は、2025年1月時点の人口 を一覧にしたものです。

「25です」という数字だけでは実感しにくいので、
それぞれの市町がどれくらいの人数を抱えているのか をつかむための表として見てください。

市町村名 区分 2025年1月の人口
宇都宮市 511,957
小山市 165,989
栃木市 149,910
足利市 138,477
那須塩原市 113,447
佐野市 111,718
鹿沼市 90,524
真岡市 76,701
日光市 72,524
大田原市 69,562
下野市 59,014
さくら市 43,994
那須烏山市 22,650
矢板市 29,451
上三川町 30,291
壬生町 38,500
高根沢町 28,498
野木町 24,247
那須町 22,850
芳賀町 14,666
益子町 20,643
市貝町 10,628
塩谷町 9,285
那珂川町 13,609
茂木町 10,770

※いずれも2025年1月時点の数字にもとづいています。出典:栃木県毎月人口推計月報


人口規模から見える、栃木県内のバランス

この表を上から順に見ていくと、いくつかの特徴が浮かび上がります。

  • 50万人を超えるのは宇都宮市だけ
    → 県庁所在地として、数字の上でも圧倒的な存在感があります。(宇都宮市の人口について
  • 10万〜16万人クラスの市が複数ある
    小山市・栃木市・足利市・那須塩原市・佐野市などが、県内の「中核的な市」として並んでいます。(小山市のページ栃木市の人口佐野市の人口事情
  • 1万人前後の小さな町もいくつも存在する
    市貝町・茂木町・塩谷町など、人口規模だけを見ても「小さな自治体」と言える町が含まれています。(市貝町の人口

同じ「1つの市町村」であっても、
50万人規模の宇都宮市と、1万人台の町とでは、まったく違う景色や生活があります。

県内を車で走っていると、
「この川を渡ると市が変わる」「このトンネルを抜けると町の名前が変わる」
という場面がよくあります。
道路標識に並ぶ市町名を意識して見てみると、
「この名前たちで栃木は25の市町がそろっているのか」と、いつもの風景も少し違って感じられます。


まとめ

最後に、この記事のポイントをもう一度整理します。

  • 栃木県の市町村の数は 25です。
    内訳は 14市・11町、村はありません。
  • この「25」という数字は、昭和・平成と続いてきた市町村合併の結果として形づくられたもので、
    ここ十数年は、この枠組みを前提に県内の行政や地域づくりが進められています。
  • 2025年1月現在の人口に目を向けると、
    50万人を超える大きな市から、1万人前後の小さな町まで、
    規模のまったく異なる自治体が同じ「25」の中に並んでいる ことが分かります。

「栃木県の市町村数は?」と聞かれたら、答えは短く「25です」で済みます。
しかし、その一言の背景には、合併の歴史や、いまも続いている地域ごとの暮らしの積み重ねがあります。

地図を眺めるときや、栃木県内を移動するときに、
頭の片隅で 「この県は25の市町でできている」 と意識してみると、
見えてくるものが少し変わってくるかもしれません。